一周忌とは故人が亡くなってから満一年が経った祥月命日のことです。

一周忌法事には、故人の親族や親しかった方を招き、僧侶の読経が行われ、その後会食が設けられるのが一般的です。

法事はお寺の本堂で行われることが、一般的で本堂にお花をお供えします。本堂に花束として1対お供えし、お墓にも1対花束をお供えします。

一般的には、施主がお花を準備しますが、兄弟や子供がお花を出してくれることもあります。

お供えするお花は、故人のためにも故人が好きだったお花をお供えするのがよいとされています。　

法事のお花の金額相場は、本堂に飾るお花は3000円～5000円の仏花と呼ばれる花束を1対（計2個）用意します。

お寺での読経の後にお墓まいりをするので、お墓用の仏花として1000円～2000円の花束を1対(計2個）用意します。

命日とは亡くなられた日ではなく、亡くなられた日のことであり、毎月同じ日が命日となります。例えば4月1日に亡くなられたとすると毎月1日が命日となります。ですから、命日は年に12回となります。

祥月命日（しょうつきめいにち）とは故人が亡くなった日と同じ月日（日付）の事です。
祥月命日は年に1度しか回ってきません。

月命日は、祥月命日を除きますので、年11回となります。ですから、ほぼ命日と同じ意味で使われます。

命日にお届けするお花としては、アレンジメントがおすすめです。アレンジメントであればそのまま仏壇の近くにお供えすることができるので、おうちの方の手を煩わせることなくお花を飾ることができます。

白基調に少し淡い色を入れたお花を送るのが良いでしょう。トゲのある花や匂いの強いお花は避けた方が無難ですが、故人が生前好きだったのならバラの花を送っても問題ありません。